還暦 61歳
◆還暦の名称は、数え年の六十一才に、再び生まれ年の千支にかえるところから本 還りとも言われ、親戚知己から赤い頭巾・赤いちゃんちゃんこ・座布団・掛ふとんなどをお祝いとして贈られ、客を招いて宴を催す習慣があります。
赤い色は、生命の象徴として太陽の色、また東洋的な発想では、東天に昇る『太陽』を意味し、崇拝されています。他方では、花の色、女の色、進んでは、幸せ、美、高貴の色でもあります。
日本の色。華麗な紅花染の色艶を座布団に・・・・。紅花染は、花弁を摘み取って染料とするため、末摘花ともいい、原産地は中近東、エチオピアとされ、四千年もの昔から薬用や染料として栽培されていました。
日本へは中国を経て、5~6世に伝播しています。
美しい紅色を引き出すには、複雑な工程が必要で、染色にも、栽培にも大変な手間を要する紅花は、非常に高価な貴重なものとされ、濃き紅花は高位の人しか着用を許さない禁色となりました。
伝統紅花染の味わい深い色艶と光沢を十二分に兼ね備え、新開発の特殊染料と染色法により高貴の紅色を、祝寿の座布団に再現いたしました。
サイズ |
側地サイズ 67cm×72cm(夫婦判サイズ) |
中綿 |
インド綿シードコットン100% 2KG入 |
生地 |
ポリエステル100% |
価格:8,700円(税込)